●僧侶でもあった初代園長が始めた道徳説教場。現在の道徳和光幼稚園の前身の前身といったところでしょうか。
●まだ、この道徳の地が一面の水田だった頃、田んぼ仕事で忙しかったお母さん方のお役にたてるようにと、説教場で小さな子どもたちをお預かりするようになったのが、幼稚園を始めるきっかけとなったそうです。
●「道徳幼稚園第一回修了記念」という立て看板が見えますね。S6(1931)年に入園した第一期生が修了した時に撮られた写真です。男の子は丸刈り、女の子はおかっぱ頭で、時代がしのばれます。
●最後列の真ん中が、初代園長、故鎌田大圓です。
●現在の園舎が立てられる前の、わこうの姿です。この園舎から巣立っていっていかれた卒園生のみなさんの中には、当時の様子を憶えてくださっている方もおられることでしょう。1つ目の写真は現在の正門あたりになります。
●この年度に行われた「おいもほり」からの一コマです。今も昔も、畑での芋掘りに夢中になっている子どもたちの様子は変わりがありませんね。随分と立派なお芋がたくさん掘れているようです。掘ったお芋で焼き芋パーティーを楽しむようになったのは、随分最近のことで、平成に入ってからになります。・・・さて、今年のお芋の出来はどうでしょうか?
●道徳和光幼稚園の園舎は、空襲や伊勢湾台風など度重なる被害に見舞われましたが、昭和55年には現在の鉄筋コンクリート造になりました。その後、平成13年に外装の塗り替えを行い、現在に至っています。
●二つ目の写真中央に写っているのは、平成6年に完成したデンマーク製の木製総合運動遊具です。子どもたちは、ここで遊ぶのが大好きなようです。
●正門横には大きな桜の木があり、毎年きれいな花を咲かせて、入園する子どもたちを迎えてくれます。
●運動場の藤棚は、暑い日には木陰をつくり、小雨が降り出した時には雨を防いで、子どもたちを守ってくれています。かつては、季節毎に沢山きれいな花を咲かせてくれたこの藤も、老木となった最近はあまり花をつけなくなってしまいました。ちょっぴり残念ですね。